ふじ活(探究)

FUJIMURA activities
 

『ふじ活(ふじむら探求活動)』とは、「オリジナル授業(自己表現・自己探求・自己研鑽)」と「ゼミ活動」のことです。この『ふじ活』を通して、楽しみながら正解がないことに取り組み 、仲間と協力して実践したり、目標を達成したりすることで、考察力や会話力を養い、総合的に「生きる力」を伸ばします。

オリジナル授業

自己探求

自己探求(エンターテイメント実践)では、普段私たちが楽しんで利用している世の中のコンテンツ(遊園地など)がどのような目的や意味を持っているのか、またどのような戦略で経営しているのかなどを、消費者側・経営者側の双方の視点から研究し、仕組みを理解します。そしてそれをもとに、「人を喜ばせるために」という観点からリアル脱出ゲームや謎解きなどのイベント企画、制作し、文化祭や吉祥寺の街での開催を目指します。

自己表現

自己表現(プレゼンテーション)では、「自分の思いを聞き手に的確に伝える発表」を目標にしています。授業では、面接などのロール・プレイングを通して発声の仕方や表現方法の違いによって、様々に変化する伝わり方を理解したり、プレゼンテーションをくり返し行いブラッシュアップを重ねて発表したりするなど、実践することを大切にしています。3年次には、英語でのプレゼンテーションや大会への出場を目指し、自分のプレゼンテーションをより良いものへと仕上げていきます。

自己研鑽

自己研鑽(検定試験合格を目指して)では、英検や漢検などの検定試験に向けて独自のプログラムで学習し、楽しみながら合格を目指します。検定試験の勉強は一人ひとりがそれぞれ取り組む要素が多いように感じますが、チームで取り組むことによって個々の学力をさらに向上させるプログラムを取り入れています。最終目標は中学在学中に英検・漢検ともに3級合格です。

ゼミ活動

目標

・興味を持ったテーマに対して、積極的に研究しようとする姿勢、調査方法を模索する力、人に伝わるようにまとめて表現する力を育成する。 ・自分の意見や主張を最も効果的に相手に伝える手段を判断し、実践することができるよう、3年間で何度も発表を経験する。

全生徒が、学年を横断し6つのゼミに所属します。 他学年の生徒との交流を持つことで、活動を経験してきた上級生から下級生へと学び方を伝えていくとともに、 自分の役割を考えて行動する力を養うことができます。

GLOBAL STUDIES~吉祥寺から世界へ~

SDGsを学び、吉祥寺近辺での取り組みを調べる。 武蔵野市の姉妹都市(6都市)、またはネイティブの先生の出身地のうちの1都市を研究し、現地で行われているSDGsと吉祥寺近辺でのSDGsを比較する。可能であれば、現地の方と交流(文通含む)する。関連性のある時事問題があれば、調べる。

乳幼児との交流

家庭科の授業中に作成するおもちゃを使用して、吉祥寺周辺のこども施設に通う子供たちと交流する。お母さんの話も聞いて、子育てについて幅広く学ぶ。触れ合う中で、どのようなことに気を付ければ良いか、子育ての喜びなどを体感する。

舞台表現・制作

吉祥寺シアターで行われている演目のポスターやwebパンフレットの作成など、広報の手伝いをする。俳優さんへのインタビューや、ワークショップの体験など、演劇を通して「自分を表現すること」の楽しさを学ぶ。

藤村ディスカバリー

理事長先生から学校の歴史等についての講話を受け、学校に対する興味関心愛校心を芽生えさせる。 そののち、教育用マインクラフトを用いて学校全体をデータ化することで校舎の全容を把握するとともに、建築に際して必要な知識を探求していく。また、最終的には世界に向けて公開できるよう、英語による案内文等を随所にちりばめることも計画している

地域探求活動

武蔵野市や三鷹市のお祭りや行事などについて、なぜそれが始まったのかを探求します。また、吉祥時にある文学の場所や文豪についての歴史も探求し、文学散歩のマップを作成します。この活動を通じて、様々なことに対して疑問を持ち、それらを解決するための方法を養います。

井の頭公園の四季と動植物

四季折々の動植物たちが魅せる姿を、井の頭公園や自然文化園にスポットを当てて調査します。フィールドワークを中心とし、井の頭公園で蜜を集めるミツバチの生活環や利用方法など、様々な生き物たちの生態を探求します。